先週の土曜日、職場でいい機会を作っていただいき、ディーサンヨガを受講しました。いろいろと感じたことはあったのですが、自分の中でまとまらず日々実践している段階です。
ディーサンとは知恵を意味する言葉で、ディーサンとは知性を意味します。
ディーサンヨガはハタヨガのアサナ習得における、知的な手法として構築されました。
最終アサナに到達することを目指すのではなく、むしろアサナの効能を得ること、
6つの健康の定義各々を満たすことを目的としています。
ディーサンヨガホームページより引用
http://www.dheesanyoga.com/ja/
とのこと。世界各国で指導してらっしゃるマスター・スダガーによる
基調なレッスンを受けることが出来ました!
私は時間の都合上、午前中の「ディープフロー 股関節のテーマ」のみ参加しました。
まずは、座学。マスター独特の表現がとても面白かった。
一つ一つの言葉の持つ意味を考えるということ。
そして、人はそれぞれ自分の問題を人に任せているということ。
依頼心についてをおもしろいエピソードで例えられていました。
そして、行法。
まず、みんなマットの上でアサナをする段階の前に歩き方から間違っていて
歩き方ができないと、いくらマットの上でアサナを行ってもケガの原因になってしまう。
負担をかけない歩き方のための練習につま先を上げ、
ふくらはぎを意識したような状態でいくつか動きを行ったのですが、
もう!!!!!!ぱんっぱん!!!!
ふくらはぎは第二の心臓と言われます。
ふくらはぎを使う事により、足が軽い。指先まで神経が行き届く感じ。
普段カラダを使えてないのだなと実感しました。
そして、肝心の歩き方は、踵から着地すると腰に負担がかかるので
つま先着地、そして踵をつけていく。というような歩き方。
ふくらはぎを鍛えるとこの歩き方も楽に行えます。
この歩き方に関しては今実践中。
いまいち自然な歩きかたではないような気も。
だけど、やってみないと解らないので。
当面この歩き方で生活してみます。
歩き方に到達するまでにも細かく分析していることに感動しました。
そして、次にようやくマットの上に。
ここまででだいぶバテバテですw
マットの上ではよつばいで股関節の動きを。
いわゆるなになにのポーズではなく、
動きをひとつひとつ分解してより股関節を動かしやすくしていきます。
ただのゆるめる動きだけではなく、しっかり筋力もつけていく動き。
これも股関節を自分の限界まで広げキープするような動きもあり、
きっつーーーーーい(ノДT)
でも、終えた後のバタフライのポーズで自分の股関節の稼動域が広がるのを感じました。
ヨガはよくやわらかくなればよいというイメージをもたれがちですが
緊張と弛緩、伸ばす事と縮める事、開く事と、閉じる事。
そのどちらもが出来て、よりその幅が広いことが大事なのです。
考え方も同じ、こりかたまり偏った考えではなく、
雑多な経験をしてこだわりを持たないことが柔軟であること。
マスターのレッスンはそういったことを、
より体感できる内容でした。
終えたあとは、、もう下半身の疲労感が
次の日も筋肉痛でパンパンでした。
ほんと、、、下半身普段ゆるんでるんだなぁ、自分。
丹田を意識して締めて立つというのが大事なのは
わかっているのですが、なかなかゆるゆるーとなってしまいがち。
これは実践あるのみです。
ヨガは体得。まだまだ解らない事もありますが、
やってみないと解らなくて当然。
気づいたところから変化がはじまる。
午後のクラスも参加したかったのですが、残念ながら時間ぎれ。
また機会があればマスターのクラスに参加したいなぁ。
きっついんだけど、癖になる。というか、
体の持つべき機能を高める事、自分の可能性にチャレンジすること。
そしてそこから精神性を高めて行くこと。
一つの事柄に対する分析力の高さ。
インドヨガの奥深さを感じる2時間でした。